2024/02/03 14:01

村上木彫堆朱は、木製の木地に繊細で綺麗な模様を彫刻し、その彫刻をより引き立たせるため・丈夫で堅固な作品に仕上げるために漆を幾重にも塗り重ねていく、新潟を代表する伝統的工芸品です。


代表的な木彫堆朱は、朱漆の上塗りを敢えて艶消しをし、独特な落ち着いた色・肌合いが特徴です。

初めは艶のない状態ですが、使い続ける事により鮮やかな朱色に変わり、独特の艶が出て来ます。


作品の元となる木地を作る 「木地師」


木地に下絵・彫りを施す 「彫師」


漆を塗り重ねて仕上げていく 「塗師」


各職人達の様々な工程を経て、漸く作品が出来上がります。

堆朱のたべは全工程を1人で行うので非常に時間が掛かります。

ただ、時間が掛かる分、想いを込められる。

生きていく為には難しいかもしれませんが、受注生産

にして『その人の為に』作りたい。それが本音です。